いきなり「卒業」しちまった!
はじめてのブログの最初の記事、いきなりお題が「卒業」だという。
それもなんか面白いので、「卒業」について書いてみようかしらね。
今月、4年間通った大学を卒業した。
なにか特別な気持ちが湧いてきたかっていうと、よくわからん。
大学での出会いは、最高のものだったと思う。
自分の衝動で選んだ大学だったけど、こいつらと会うために自分はココに来たんだな、って本気で思った。
引越しの日、見送りにきてくれて、胴上げしてくれて、握手して、電車に乗って。
でも感じたのは、嬉しさとか、感謝とか、そういった気持ちよりも悔しさだったと思う。ん~、悔しさなんかな。よくはわからん。ただ、こんなふうに見送ってもらうような奴だったかな自分、っていう違和感を感じとったように思う。
「素直に生きとる」っていう風にいってくれた子もおったけど、自分に都合のいいことだけ素直風だったと思う。都合の悪いコト、かっこ悪いなって思うコトには口をつぐんどった。やっぱり傷つくのが怖くて、ちゃんと関われとらんかったんじゃないかって気がした。人間関係で”ちゃんと”ってわけわからんけど、自分の理想とは違ったんだろね。
「自分の理想」といえば、リリー・フランキーとみうらじゅんの『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつうじゃないですか』って本にそういう話題があったように思う。
正確には憶えてないけど、「絶好調の自分」像ってあるよねって話だったと思う。「絶好調の自分」と現実のしょぼくれた自分を比べて、こんなはずじゃないのに、ってへこむ。本当は「絶好調の自分」なんていなくて、それがお前なんだよっていうの。すごい共感できたんで憶えとる。
たぶん、「絶好調の自分」じゃなかったことを勝手に気にしとったんかね。原因はこれだけじゃなかろうけど、原因のひとつだろなとは思う。
自分の今の「卒業」ってこんな感じだわ。
あれ?最初の記事なのに自己紹介も挨拶も無いってどういうことですかね?